index

id: da078543549c6e8b35bce3954254841fa6c794908cb37f187d9fd9a5fa9f0ad9

id (bech32): note1mgrc2s65n3hgkdduuw25y4yyr7nv09ys3jeh7xranlv6t75lptvs0hduts

sig: aa012200c67c98f1844ef8248c3e2fea09c046ea86a325cc7e05e8838dc78300aad64fbf4163998c41992e4c2da67f3817318af9148982cdc9e85827b06b9f9f

created_at: 2023-09-08 22:57:36 +0900

created_at (unix time): 1694181456

content:

問: デジタル署名はゼロ知識証明か?

そうだとも言えるし説明が循環しているとも言える.

公開鍵を明らかにし,対応する秘密鍵を明かすことなくその公開鍵で検証可能な署名を作成することが出来,ここで「秘密鍵を保持していることを秘密鍵の情報を明かさずに証明することが出来ている」と言うことが出来る.

しかしゼロ知識証明のステップの中にデジタル署名と同じ操作が含まれている.なのでゼロ知識証明はゼロ知識証明を使って実現されるということになる.こうなるのであれば,デジタル署名はゼロ知識証明ではない,もっと低レイヤーの操作である,もっとシンプルな操作である,と考える方が良い気がする.

例えが適切か分からないが「1桁の足し算は3桁の足し算である」という説明の違和感と言える.「3桁の足し算のステップの中には1桁の足し算というよりシンプルな操作を含んでいる.」この説明は納得が行くだろう.しかし「1桁の足し算 1 + 2 = 3 は3桁の足し算 001 + 002 = 003 のことである,よって1桁の足し算は3桁の足し算である.」と言われると「それはどうなん?」となるだろう.

専門で研究している身でもないので,間違っていたらゴメンナサイ.ゼロ知識証明の条件 1. 完全性 2. 健全性 3. ゼロ知識性 に基づいてもっと明確に断言することが出来るんじゃないか?と思ったりしています.これは個人的な感覚のレベルの話なのでアレですが,3 のゼロ知識性の部分に何か反しているような気がします.

---

これは nostr:npub10zeurmg22wc89l8m3npw9cyu45cun0lvs6w3ep69cdpa25pna65s0994qz さんの tweet https://twitter.com/keitnk_jl1cy6r2/status/1700062538640261393 を見ての投稿です.

JSON